最近――いや、もはや「最近」とも言えないかもしれませんが、「上司ガチャ」という言葉をよく耳にするようになりました。
それだけ、新入社員や若手社員が上司を“評価する側”になっているとも言えます。
では、「いい上司」と「悪い上司」とは、一体どのような違いがあるのでしょうか。
優しくて親切な上司がいい上司で、怖くて厳しい上司が悪い上司なのでしょうか。
一見わかりやすい基準のようでいて、実はそれだけでは判断できない部分も多いと感じています。
そこで本記事では、私自身の経験をもとに、
「いい上司」と「悪い上司」とは何かについて、独断と偏見も交えながら考えていきたいと思います。
①いい上司の特徴
1. 時間を取って対応してくれる
いい上司は、質問をしたときにしっかりと時間を取って対応してくれます。
こちらの目を見て、体を向けて話を聞いてくれるため、「ちゃんと聞いてくれている」という安心感があります。
また、自分の作業を一度止めて対応してくれるため、片手間ではない誠実さも感じられます。
ただし、これは上司個人の問題だけでなく、業務量によっては十分な時間が取れない場合もあります。
そのため、会社全体の体制による影響も大きい部分だと感じています。
2. わかりやすく説明してくれる
わかりやすく説明できることも、いい上司の大きな特徴です。
これは「頭がいい人の特徴」とも言えるかもしれませんが、実体験として強く感じています。
現在、異なる業種の仕事をする中で、聞き慣れない言葉や専門用語が多く、理解が難しい場面がありました。
しかし、例え話などを交えて説明していただいたことで、スムーズに理解することができました。
相手のレベルに合わせて伝え方を変えられることは、とても重要なスキルだと思います。
3. 適切に褒めることができる
これはかなり個人的な意見ですが、やはり褒められるとモチベーションが上がります。
モチベーションが上がることで、自分の力をより発揮できるようになります。
もちろん、やみくもに褒めるだけでは成長を止めてしまう可能性もあるため、一概に良いとは言えません。
しかし、成果を出したときや、他と比較して優れている点については、しっかり評価し褒めることは重要だと感じています。
いい上司は、「褒めるべきポイント」をきちんと見ている人だと思います。
②悪い上司の特徴
悪い上司は、基本的には「いい上司の特徴」と反対の行動を取ることが多いです。
ここでは、それに加えて実際に感じた「問題のある特徴」を紹介します。
1. 注意の仕方が適切でない
ミスをしたときの受け取り方は人それぞれです。
・ショックで大きく落ち込む人
・反省はしているが表に出さない人
・あまり深く考えていない人
このように、同じミスでも反応は大きく異なります。
だからこそ、注意する側には「相手に合わせた伝え方」が求められます。
しかし、これができずに感情的に怒ったり、一方的に責めたりしてしまうと、
本人の成長につながらないだけでなく、職場全体の雰囲気も悪くしてしまいます。
2. 責任を取らない
新人や若手は、どうしてもミスをしてしまうものです。
そのミスをフォローし、最終的な責任を持つのが上司の役割です。
にもかかわらず、責任を回避したり、部下に押し付けたりする上司の下では、
安心して仕事をすることができません。
結果として、上司への信頼は失われ、モチベーションの低下にもつながります。
「この人の下で働きたい」と思えない環境は、組織にとって大きな損失です。
3. 現場の状況を把握していない
企業の規模が大きくなるほど起こりがちな問題ですが、
立場が上であっても現場の状況を理解していなければ、信頼は得られません。
業務の実態や人間関係を把握せずに判断してしまうと、
的外れな指示や対応につながってしまいます。
もちろん、上の立場になるほど忙しくなるのは事実ですが、
それでも部下の状況を把握し、適切に対応することが求められます。
それができなければ、組織としてうまく機能しなくなる可能性もあります。
まとめ
ここまで、いい上司・悪い上司の特徴について整理してきました。
しかし正直なところ、いい上司に巡り会えるかどうかは、最終的には“運”の要素が大きいと感じています。
いわゆる「上司ガチャ」です。
上司は基本的に自分で選ぶことはできません。
ですが、働き続けていく中で、自分自身もやがて後輩を持ち、上司や先輩という立場になっていきます。
そのときに、「いい上司」になれるかどうかは、今まで見てきたことや感じてきたことが大きく影響するはずです。
だからこそ、本記事で挙げた内容が、
「悪い上司にならないための気づき」や「いい上司を目指すための指針」になれば嬉しいです。
そして個人的には、最終的に大切なのはシンプルで、
人を大事にできるかどうかに尽きるのではないかと思います。
立場や役割が変わっても、この軸だけは忘れずにいたいものです。

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